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日々のニュースに疑問と疑惑を感じている人に読んでもらいたい本。
経済ニュースも週刊誌も大差ない
そんな感じのことをきちんと書いている。
ニュース記事はまともに読んではいけないらしい。
記事は、結果に付加価値を付けないと売れない
ということで、
”それっぽい理由”を探してきて合体
させることもあるんだとか
単なるこの編集作業を、「まるで農薬たっぷりの野菜のように。。。」と表現していた。
結論として、
疑うことが大事
という、少し心理学的な匂いを醸し出していた。
また、
要人発言は内容よりも”影響を重視”
そんな記述があった。
どこかの国の財務大臣や中央銀行の発言は”逆ブレ”させる効果があるので
個人的には材料として使うのが正しいと思っている。
見事裏付けてくれた。
100~101ページのコラムはぜひ目を通していただきたい。
また、経済の要人に対する評価もぜひ読むべきだろう。
(122~127ページ)
どうやら、オバマ大統領は市場から「パフォーマー」として見られ、
発言の効果が低いらしい。
投資で負けたくなければ
市場の雰囲気を読むことが大切
なんだそうだ。
どの世界でもKY(空気が読めない奴)はダメなようだ
印象に残ったのはこの言葉。
今は情報を利用し、未来を自分で考えていくことで
自らの経済価値を高めていく時代
たぶん1時間で読み終わるくらいの分量。
満員電車で”おっさん臭”に悩まされなければ、通勤時間で十分読み切れる。
情報化社会と言われる現代。
情報が多すぎて大変だとか、ある一方向の情報に左右されて怒ったりする前に
この本を読んで”情報の掴み方”を勉強してみるべきではないだろうか。