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だいぶ柔らかく書かれているものの、
やはり実際の本が難解すぎるだけに、限界が感じられた。
一部強引な翻訳があり、自分なりの解釈が必要。
でもまあ、それなりに理解できた(と思う)。
出版社がダメダメなのが露呈していた。
かなりの間違えが見つかった。
すぐ見つかるものは下記の通り。
25ページ 1948年になっているが、実際は1848年。
27ページ 1950年になっているが、実際は1850年。
50ページ 仮名間違い。眺めてみも ⇒ 眺めてみても。
内容については、時間をかけて読まざるを得ない部分と
読み飛ばした方が良い部分とがはっきりしていた。
資本論は100年以上も前に書かれた本だが、
変に偏った思想の部分以外は、現代でも通用する部分がある。
この本を読んだ人には、”現在と今後”についても考察しながら
新たな学説の展開を期待したい。
過去を否定するのが経済学ではないので。
166~173ページくらいを読んでおけば、
共産党の人が良く「資本論」を持ち出す意味が理解できるかも。
資本家の儲けとは、労働力を搾取した結果
ということだけ理解しておけば、
「マルクスの資本論」の話になった時にも対応できると思います。
資本主義の限界を書いていた部分がこの本にはなかったな…?
ちなみに資本論は資本主義をバカにした本です。
(自分なりの解釈です、あしからず)