最近何かと話題になる”コミュニケーション”。
科学についてもコミュニケーションの時代
なんだそうだ。
堅苦しい内容だったが、
要約していくと伝えたいポイントがいくつか見えてくる。
科学は一般人にも理解してもらえるよう、
身近に触れてもらう必要がある。
たぶん、そんな結論で問題ないと思う。
原発に関係するような記述もあった。
(126ページ)
そもそも実験だけで危険性を説明することは出来ないらしい。
もし確実と思われるレベルで危険性を説明しようとするのなら
実験数がハンパないことになるので、現実問題としてムリなんだとか。
ただ、きちんと理解してもらえるよう、コミュニケーションを図る必要はある。
技術とは、社会のしくみの表現
と言う言葉が印象的だった。
日本は原発の技術をアメリカから”輸入”したが、
原子炉の構造が、社会のあり方の表現でもあることを
意識していなかったのではないか。
そんな気持ちを表現した言葉である。
これらを問題提起して書いているので、
今後の科学技術について考える際の参考になるだろう。
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