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非常に勉強になる本。
途中、数字が出てくるので、読むのをあきらめる人が出るかもしれないが、
明治以降の歴史と財政について、考えるきっかけを与えてくれるだろう。
やわらかく噛み砕いて小学校で教えるもよし、
高校生にそのまま読ませて、歴史と教育について考えさせるもよし、
それくらい内容のある一冊だった。
ちなみに
高橋是清については、ほとんど書かれていない
まあこの作家が以前書いている、是清の本を読めということなのだろう。
前半は、明治維新から第二次世界大戦について、
どういた状況で戦争に流れ、実際どうだったのかを書いている。
後半は教育と日本の財政について、数字を挙げながら説明している。
この本ではじめて知ったこと。
それは、
日本の教員は世界で一番給料が高い
ということ。
しかも一般の
公務員より、教員の給与は高い
そうだ。
詳細はぜひ自分で読んで確認していただきたい。
そして、
日本は昔、レベルが高かった
と言うことも。
それが今のような状況に陥ったのは、
教育に問題があり、関心を持たない国民にも問題がある。
そんなことを言いたいのかな、と読んでいて感じた。
ぜひ年末までに読んで見て欲しい。