今年やたらと話題になった熊。
エサ不足が原因で街に出てきたと言われていたが、実際は
そんな疑問から手に取ったのがこの本。
とにもかくにも小難しく、池上彰が必要だと感じた
まあ一言で言うと
クマに対する人間の認識が変わった
ことが、クマ射殺報道の捉え方に出ているそうです。
人間に危害を加えると言う発想は、江戸時代以前にはそんなになく、
ある意味、アントニオ猪木みたいに”
神的な存在”として奉られ、
一体化するという意味で食していたんだとか。
そしてお互いの境界線を認識して生活していたそうな。
現代人は被害者意識で、クマは悪者
という昭和のプロレス的発想をしているので、駆除件数が増えているのでは?
って感じの内容でした。
実際読んでみると、社会で知られている情報がウソだったり、
歴史についても触れられているので勉強になる。
年末年始の休みに読んでみてはどうだろうか。
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